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インタビュー動画を少し
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    こんにちは。
    ブックツアーも終わりTLOS6も読了してしまうと、うら寂しい8月が待ってました。


    後回しにしていた動画を見て元気を出してます(笑)
    <Young Hollywood>


    フェアリーテイル・ルーレットでは、コーヒーとコンプ茶飲んでますね。グリム童話に詳しいところはさすがです。


    そして偶然にも続けて見た動画がこれでした。
    <Today>


    終わりの方で『ヘアリー・テイル』というクイズが始まって、そのネーミングに笑ってしまいました。
    こんなやつです↓



    最近のクリスはと言えば・・・



    大好きなところで楽しんでいるようですね。



    少しゆっくりして、映画の方を進めているんでしょう。
    ファンとしては寂しいですが、しっかり充電して次の作品に打ち込むためには仕方ないですね。
    あたしはそろそろTLOS6のオーディオを聴こうと思います。

    | hanno | 10:43 | comments(0) | - | - |
    【TLOS3ブログ読書会】chapter20(後半)ver1.0
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       トロブリン自治区を囲む大きな岩山が地平線に現れ、レスターはなだらかな下降を始めた。コナーはさらに近づくと、岩の間が水で満たされているのを見て驚いた。全体が巨大な空中プールのようだ。

       「ちょっと待って」コナーが言った。「魔女に水浸しにされてから水を出さなかったの?」

       「ええ」アレックスは言った。「妖精たちが元の状態に戻すって言ったんだけど、トロールベラ女王には考えがあったの」

       「どんな?」

       「いずれわかるわ」

       レスターは自治区内に降下し、なめらかに着水した。かつて自治区だった巨大な湖を渡る小さなボートのようだった。

       「ウソだろ」コナーはアレックスが話していたことを目の当たりにし、驚いて言った。トロールベラ女王は自治区を広大な水上都市にしたのだ。

       地下の瓦礫から作られた何百もの要塞が、彼らの前に浮かんでいた。大きな要塞は共用エリアで使われ、トロールとゴブリンの家族は小さな要塞を使っていた。いかだのようなもので水面を滑るトロールもいれば、要塞から要塞へと泳ぐゴブリンもいた。大勢が要塞の端に座り、大きな足を水に浸したり、釣り竿を持ったりしていたが、双子は魚がいないことを確信していた。トロールとゴブリンは地上で暮らすようになった今では、いつもよりも色濃くなっていた。日焼けして緑や青や茶色の濃い影がついたのだ。

       環境の変化にもかかわらず、湖を漂っているとすべての生き物がとても退屈そうに見えた。アレックスとコナーが大きなガチョウに乗って通り過ぎたことが、この何週間の間で一番の面白い出来事であり、かなりの騒ぎになった。

       「娯楽に飢えているんだな」とコナーは言い、アレックスはうなずいた。

       彼らを追ってくる大きなボートからは、聞き覚えのある声が聞こえてきた。

       「漕ぐのよ!トロブリン達、漕ぎなさい!」トロールベラは命令した。彼女はボートの前方でくつろいで横たわり日光浴をしていた。ボートの中央にはトロールとゴブリンが十人ずつ座り、命令どおりに長いオールで漕いでいた。トロールの腕が短かったので、ボートはわずかに片方に寄って進んでいた。

       ある若い男のトロールがボートの後部に立ち漕ぎ手を見張っていた。彼はトロールベラと同じように背が低くぽっちゃりしており、大きな角のついた兜をかぶって胸当てをしていた。双子がレスターに乗って側に漂っているのを見ると、漕ぎ手はみな急に止まった。周りの要塞を持つ全ての生き物は、大きなガチョウを指差しひそひそと話した。

       「漕ぐのを止めていいって言ったかしら?」トロールベラが言った。停止したままの状態で彼女は何があったのか見るためにイライラして起き上がった。そして他の者たちが見ていたものを発見すると、手で開いた口を覆った。

       「やあ、トロールベラ」コナーは手を振りおどけて言った。「会いたかったかい?」

       「バターボーイ!」彼女は息を呑んだ。「本当にあなたなの?それとも蜃気楼?」

       「本当にいるわよ」アレックスが言った。「あたしもね」

       「二度と会えないかと思ったわ」トロールベラが驚いて言った。「あなたは家に帰ってしまって、もう戻ってこないかと!あたし達の愛は入口を封印するには強すぎたの?お互いの愛がそれをこじ開けたの?やっとグレート・トロブリン湖の王になるために戻ったの?」

       「いや、違うよ」コナーははっきり言った。「でも入口はまた開いている、だから僕らはここにいるんだ」

       「グレート・トロブリン湖なのね?」アレックスが訊いた。「この場所を今はそう呼んでいるの?」

       「そうよ、妖精ちゃん」トロールベラは顔をしかめて言った。「早く地図が変わって欲しいわ!ずっと水辺に住みたかったんだけど、その夢を魔女が知らずに叶えてくれたの。さあ、あたしのバターボーイをきちんと抱きしめられるように、こっちのボートに乗ってちょうだい」

       レスターはボートの横を泳ぎ、アレックスとコナーは二人のトロールの漕ぎ手に乗るのを手伝ってもらった。トロールベラは木にぶら下がるクモザルのようにコナーに飛びつき、危うく二人とも水に落ちそうになった。コナーは彼女から解放されるのに時間がかかると思っていたが、思っていたよりも早く離れていった。彼女はいつもの欲望よりも心配に満ちた大きな目で彼を見た。トロールベラは何かが大きく違ったが、双子は時間に追われていたので、それが何かわからなかった。

       「ねえ、トロールベラ」コナーは言った。「話があって来たんだ。とても悪いことが起こっていて、きみの助けが必要なんだ」

       トロールベラは両手を腰に置いた。「ひどい知らせを伝えに来ただけなら、あたし達の関係の負担になるだけだわ」彼女は言った。「一度でいいからお花とかチョコレートを持ってきてくれたらいいのに」

       「百万回くらい言ってるけど、僕たちは何の関係もないんだよ!」コナーが言った。

       「ええ、あたし達の愛は子供じみた関係には強すぎるの」彼女は言った。「あたし達の愛はとても深くて・・・永遠で・・・不滅なの・・・」トロールの女王は突然泣きだした。

       「トロールベラ、どうしたの?」アレックスが訊ねた。

       「話をする前に、バターボーイに知ってもらうことがある」トロールベラは言った。「あなたがいない間に、出会いがあったの」

       「はぁ?」双子は同時に言った。それは彼女の口から出てくるとは思いもしなかった言葉だった。

       トロールベラはきまり悪そうにボートのあたりに視線を泳がせ、彼らに背を向けた。目を見て告白しなくてはならなかったのは耐え難かったのだ。「あなたが別の世界へ消えてしまった後、あたし達の愛を維持するのは大変だろうとわかってた。できる限り貞節を守ろうとしたの。人生で一番つらい六日間だったわ。でもバターボーイ、あなたがいないとあたしは弱くて、心はさまよったの。ずっと一人でいると思うと耐えきれなくなって、心を他の人に捧げてしまったの」

       アレックスとコナーは呆然として顔を見合わせた。今起こっている他のすべてのことを踏まえると、コナーはこの言葉にほっとしているのに驚いた。

       「いつか奇跡的にあなたが戻ってきたら、すぐに心はあなたへ戻せるとずっと思っていたの。でも今あなたを前にして間違っていたことに気づいたわ」トロールベラは言った。「一度、誰かに愛を注ぐと終わるまで取り戻せないし、新しい人と長くて楽しい人生を計画してるの」

       「うん、わかったよ。で、その気の毒な男は誰なんだい?」コナーは聞かずにはいられなかった。

       「彼の名前はゲイターよ。あたしのハートと同じように兵を指揮してるの」トロールベラは言った。彼女はうっとりとボートの後方を見て、角の付いたヘルメットをかぶっている小さなトロールに手を振った。ゲイターはぎこちなく手を振り返したーーこのやり取りはトロールベラが関係の中で予期していたものではなかった。

       「おめでとう」コナーは二人に言った。

       「でもあたしはあなたを失望させたわ、バターボーイ!」トロールベラはそう言ってひざまづいた。「あたし達の愛は永遠だと自分で誓ったのに、自分でそれを破ったの!あなたがあたしを愛したほど他の人を愛することはないのに!この残酷な世界にあなたを一人にするのは辛いわ!何か償うことができることがあったら言ってちょうだい!」 

       アレックスはコナーをそっと突き咳払いをした。これはチャンスなのだ。

       「どうかなぁ」コナーはそう言うと、最高の失恋パフォーマンスをしてみせた。「本当にショックだよ。心臓を剥ぎ取られて、群がるオオカミに踏みにじられて、巨人に噛み砕かれてるみたいだ。これを乗り越えるにはーー」

       「でも今の彼を癒やすには、何か出来ることがあるわよ」アレックスは早くしようとして言った。

       「ええ、そうね。バターボーイ!」トロールベラは彼の足元に這って言った。「あなたの心を癒やすために何でもするわ!罪悪感に耐えられないの!言ってちょうだい!」

       「そうだなぁ」コナーは芝居がかった様子で言った。「僕の心の傷を本当に癒やし、心の破片を補修して、心の縫い目を縫ってくれるなら・・・君の兵に全面的に協力するようにしてもらいたいな」 

       「うちの兵がいいの?」トロールベラは訊ね、疑わしげに彼を見た。たとえ彼女のバターボーイであっても、この要求は一線を越えたのかも知れない。

       「そうなんだ。でもちゃんとした理由があるんだ」コナーが言った。

       「何千もの兵がこの世界に侵入して征服しようとしているの」アレックスが説明しようとしたが、トロールベラはさえぎった。

       「妖精ちゃんは黙って!あなたには関係ないんだから、口を出さないでちょうだい!」

       アレックスは目をぐるりと回すと、コナーに残りの説明をするように促した。彼は手短に大陸軍についてと、彼らが兵を止めるためにトロブリンの助けがいかに必要であるかを話した。コナーの説明はトロールの女王の関心を得られなかったかもしれないが、辺りにいる他の全ての生き物の関心を引きつけた。

       「俺行くよ!」漕いでいる一人のゴブリンが言った。

       「面白そうだな!」近くの要塞で聞いていたトロールが言った。

       「兵士じゃないけど、闘いに協力するよ!」向こう見ずのゴブリンが言った。

       「オレもだ!」別のトロールが言った。

       双子は彼らの情熱を目の当たりにするのが楽しかった。闘いが面白そうに聞こえるとは、水上都市の生活は本当に退屈だったのだろう。 

       トロールベラは目を細め腕を組んで考えた。「でも傷ついた心と兵を交換するのは、すごく不公平な取引きのように思えるわ」彼女は言った。

       調子を崩すことなく、コナーは胸をかきむしり、痛みでデッキに倒れた。「ああ、傷ついた心!苦しいよ〜!ひどく痛む!」彼は叫んだ。

       「コナー、心臓は反対側よ」アレックスがささやくと、コナーは急いで正した。

       トロールベラは彼女のせいでコナーが苦しんでいる姿を見て、目に涙を浮かべた。「バターボーイ!」彼女は駆け寄った。「うちの兵で痛みがやわらぐのなら、兵を使ってもいいわ!」

       コナーはすぐに普通に起き上がった。「どうもありがとう。本当に感謝するよ!じゃあ兵を集めて、できるだけ早く計画を伝えなきゃ」

       トロールベラ女王は彼女のボートの漕ぎ手に指示するために立ち上がった。「兵の要塞へ連れて行くのよ!トロブリンたち!」彼女は命じた。「あたしのバターボーイはうちの兵と話して癒やしの工程を始めるの」

       トロールとゴブリンの漕ぎ手はボートを回転させて、兵の要塞へと向かった。アレックスはレスターについてくるように合図し、コナーを立ち上がらせた。

       「大したものね」彼女は彼の耳元で囁やいた。

       「ありがとう」とコナーは言ったが、不服そうな顔をしていた。

       「どうしたの?」彼女は言った。「トロールの兵を思ったより簡単に仲間にできたのよ!」

       「わかってるよ」コナーが悲しげに言った。「ただトロールベラが僕よりあのトロールを選んだのが信じられないんだ」


      | hanno | 06:25 | comments(0) | - | - |
      TLOS6ブックツアー(サンノゼ〜シアトル)
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        だんだん残りわずかになってきましたブックツアー。

        サンノゼ

        クローヴィスから合流したアシュレイも参加


        スタッフさんとも





        そしてサンフランシスコ



        不思議な柄のシャツですね(笑)






        コンテスト優勝者のコスチューム


        マザーグースは人気ですが、レスターまで!


        http://hexenturm.tumblr.com/post/163573114634/chriscolfernews-chriscolfer-on-my-way-to

        シアトルに向かってま〜す!


        シアトル







        次は初めてのカナダ開催です!
        | hanno | 06:42 | comments(0) | - | - |
        TLOS6ブックツアー(クローヴィス)
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          13ヶ所目はクリスの故郷クローヴィス。小さな街なのでブックツアーで訪れるのは初めてですよね。

          こんな秘蔵写真まで出してくれました。

          この子が明日行くからね!

          イベント会場となったこの劇場は、演劇部で何度も使っていたそうです。

           

          公開してくれなかったけど、セルフィーも撮ったんですね。

           

          ここでもコスチューム姿の子供たちがいっぱい

           












          なごやかムードだったようですね。本当は別の高校に行きたかったけど数学苦手だった行けなかったとか(笑)ブックツアーで毎回のように「歌って」リクエストがあるけど歌わないとか(結構きっぱり断りますよね)。

           

          残りも頑張って!

          | hanno | 22:07 | comments(2) | - | - |
          TLOS6ブックツアー(マイアミ〜ヒューストン)
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            いよいよ後半戦に入ってきましたブックツアーですが、ここで嬉しいお知らせ。

            ダダーンッ!!


            NYタイムズベストセラーの子供向けシリーズの部門で堂々の第一位です。


            そしてマイアミ。ピンクのシャツだからか可愛さが際立ってますね♪

            あ、白黒やった(汗)

            よく似合ってます













            ヒューストンの画像がほとんどなくて一枚だけ



            クリスからフェイスブック始めたよーというお知らせもありました。これは映画に向けての動きですね☆
            FBページはコチラ

            さっそくQAがあったようです。
            http://hexenturm.tumblr.com/post/163405066694/tr0llb3lla-chris-colfer-hello-facebook-its


            今日も頑張れそうです。
            | hanno | 06:04 | comments(0) | - | - |
            TLOS6ブックツアー7〜9日目
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              すっかりTLOS6に夢中になって読んでいる間にもブックツアーは進んでいました。

              ルイビルにて


              Youtubeで有名らしい女の子と


              インタビューもあります
              http://hexenturm.tumblr.com/post/163170914919/chriscolfernews-audrey-met-actorauthor-chris



              シカゴではTVにも出演したようです








              Windy City Live(未見ですが後でみる)
              http://hexenturm.tumblr.com/post/163171007374/chriscolfernews-windy-city-live-glee-actor-and



              そして追加されたセントポール

              コスチュームコンテストの参加者
              http://chriscolfernews.co/post/163198914033/aplotkin716-chicago-i-have-bad-news-minnesota






              ここでクリスもひと休み


              お疲れ様でした。リフレッシュして後半戦!
              | hanno | 06:08 | comments(0) | - | - |
              TLOS6ブックツアー4〜6日目
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                ブックツアー4日目はピッツバーグ

                空港ではこんなお出迎えがあるんですね


                このような会場だったようです


                めっちゃ可愛いじゃないですか!







                5日目のリッチモンドにはスペシャルゲストが登場するとのこと

                素敵な会場♪


                スペシャルゲストはTLOSのイラストレーターのブランドンさん


                とても優しそうな方です


                ご家族で登場


                そしてコスチュームコンテストの優勝者は似顔絵を描いてもらえるという


                可愛らしいマザーグースちゃん、嬉しいですね



                6日目のシンシナティ



                今回もたくさんの子供たち










                コルファー先生の移動はまだまだ続きます☆
                TLOS6を読みながら応援します。(ただいま8章あたりです)
                | hanno | 21:14 | comments(0) | - | - |
                TLOSパーティキット
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                  今回は発売記念としてTLOSパーティキットが用意されています。ブックツアーに参加できないファンも楽しめるように企画されたのかも知れませんね。(毎回ツアー日程が発表されると、ヨーロッパは?アジアは?って聞かれてますから。笑)

                  パーティキットはコチラから
                  http://hexenturm.tumblr.com/post/162795287784/chriscolfernews-the-land-of-stories-official



                  中身はこんな感じです


















                  トロールベラちゃんのトリビアクイズとかありますね。

                  1.TLOSシリーズ6冊のタイトルは?

                  2.1巻でフロギィが飲んでいたお茶はどんなお茶?

                  3.ゴルディロックスの馬の名前は?

                  4.2巻でアレックスとコナーはどうやっておとぎ話の世界に行った?

                  5.魔女(Enchantress)の本当の名前は?

                  6.2巻でレッドがペットにした動物は?

                  7.TLOSシリーズ6冊のカバーの色は?

                  8.トロールベラがコナーにつけたニックネームは?

                  9.海の女王の一番大切なものは?

                  10.ボブがコナーにあげたスーツケースの名前は?


                  ・・・解答は8枚目にあるので挑戦してみてくださいね。


                  ブックツアーの方はクリントン、ボストンと終わったようです。








                  こちらがボストンの会場


                  コスチューム姿の子供たちがいっぱいで楽しそうです




                  まだまだ始まったばかりのツアー、TLOS6を読みながらチェックしていきたいと思います。
                  | hanno | 21:46 | comments(0) | - | - |
                  祝☆TLOS6リリース!!
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                    ついにThe Land of Storiesシリーズの最終巻とスピンオフのトロールベラのピクチャーブックが発売されました。



                    今回もブックツアーに向けてたくさんサインをしたんでしょうね


                    またサインのしすぎなのか右手の薬指に絆創膏です


                    新刊発売に向けてのテレビ出演もあったもよう






                    初日のニューヨーク












                    早速、あたしもプロローグを昨夜読んだところです。「お。そこから始まる?!」と意外でしたねー(笑)でもクリスらしいと言えばクリスらしい。そしてプロローグからすでに読者を惹きつけます。

                    プロローグが単なるどこかの抜粋シーンではなくて、巧みな「最終巻の始まり」になっています。(なんだか作家としての成長もうかがえます)

                    皆さんも、存分にTLOSの世界を楽しんでくださいませ!!

                    | hanno | 20:05 | comments(2) | - | - |
                    【TLOS3ブログ読書会】chapter20(前半)ver1.0
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                      グレート・トロブリン湖



                       皇族や友人たちを秘密の小道へ送った後、双子はほとんど眠れず夜明け前まで起きていた。どうにか数時間寝たのは疲労という点で体を心配したからで、休息とはほど遠いものだった。妖精王国に日が昇った頃、彼らは大バルコニーでマザーグースに会った。レスターに双子をトロブリン自治区とエルフ帝国への旅に連れて行くための準備をしているところだった。

                       「コナーとアレックスの言うことをよく聞き、言われた通りにするんだ。十分に気をつけて飛び、常に周囲を認識し、安全第一で着陸するんだ」と彼女は指示した。「言い換えるなら、私の時にはしないことをやるんだよ」

                       レスターはうなずくと、これからの飛行で乗り心地良くふんわりするように羽毛を逆立てた。

                       「レスター、準備はいいかい?」コナーが訊ねた。「ためらいがあるなら、魔法の白鳥に乗ってもいいんだぜ」

                       レスターはくちばしを開き彼をにらんだーー侮辱されたというように。彼は手綱を口にくわえコナーの手に押しつけた。すっかり行く気なのだ。

                       「準備OKだな」コナーは笑って言った。彼とアレックスは大きなガチョウに跨り、コナーが前になって背中に座った。

                       「まずはトロブリン自治区よ、レスター」アレックスが言った。「そしてうまくいったら、エルフ帝国に行くの」

                       「エルフ帝国は誰が取り仕切っているの?」コナーが訊いた。

                       マザーグースはそれを聞いてムッとして不機嫌になった。「エルフ女帝のエルビナだよ」

                       「友達ではないようだね」コナーは言った。

                       「彼女には気をつけるんだな」マザーグースは彼らに警告した。「女帝エルビナは美しいと同時に抜け目ない。外見は可愛く穏やかだが中身は恐ろしい。まるで毒花だ。彼女が何を約束しても、忠誠心は常に大義よりも自分たちだから、惑わされないように」

                       コナーは息を呑んだ。「毒花か。了解」と彼は言った。

                       「エルフはとても頭が良く、ずっと前のことを覚えているーーまったく彼らは根に持つんだ」マザーグースは続けた。「協力することに最初はためらうだろうが、それでがっかりしないように。やつらは妖精評議会がエルフたちをハッピリー・エバー・アフター議会に入れなかったことが許せず、それ以来話してないんだ」

                       「そんなに長く話してないのに、あたし達と話すかしら?」アレックスが訊いた。

                       マザーグースは肩をすくめて言った。「どうだろうな。幸運を祈る。お前たちが戻ってきたらすぐにここに現れるよ」

                       彼女の助言は、二人を励ますどころではなかった。レスターは数歩下がると翼を伸ばした。そして前方に歩いていくと、バルコニーから離陸して飛び立つまでバタバタと羽ばたかせた。あっという間にマザーグースと妖精宮殿は見えなくなった。

                       「僕たちがこんなに早く再び世界を救おうとしているなんてね」コナーは緊張をほぐそうとして、ぎこちなく笑って言った。

                       「二つの世界の間の入口が再び開いていたらいいとずっと思っていたけど、こんな犠牲を払ってではないわ」アレックスが言った。「不公平な取引みたいなものよね」

                       「言いたいことはわかるよ」コナーは言った。そして何か気分が晴れることを考えた。「もし僕らがランド・オブ・ストーリーを見つけなかったら、どんな風になっていただろう?おばあちゃんやパパがおとぎ話の世界の人じゃなかったら、僕たちは今ごろ何をしていたんだろう」

                       アレックスは考えると微笑んだ。「たぶん戦争や闘いのかわりに、大学やキャリアについて考えているわ」

                       コナーも自分の予測に笑った。「そして僕は何千人もの兵士ではなくて、代数に苦戦してるだろうな」

                       アレックスもつられて笑ったが、彼女の笑みはすぐに消えた。二人は特別なことをたくさん経験したが、彼らであるがゆえに、たくさんのものを同時に諦めてきた。

                       「あたしたちも経験するかも知れない普通の十代のことを考えてみましょう」彼女は重くため息をついて言った。明らかのいくつか思い当たることがあるようだ。「これが終わっても、何かを失う恐れなしに楽しむことがあるのかしら」

                       「それはそうと」コナーがアレックスが話している合間をみて言った。「昨夜、妖精庭園で話してた男は誰だったんだ?」

                       コナーは後ろにいるアレックスの体が緊張するのを感じた。「何のこと言っているの?」彼女はしらばっくれて言った。「庭にいた男の子?あぁ、ルーク・ロビンスのことねーーイースタン王国の農家の息子よ。最近友達になったの」

                       「ルーク・ロビンス?野球選手みたいな名前だな。本当にただの友達なんだろうな?」

                       理由はわからないが、コナーはすぐにその少年のすべてが気に入らなくなった。

                       「やめてよ、コナー」アレックスは身構えるように言った。「妖精評議会に加わってハッピリー・エバー・アフター議会を闘いに導こうとしている時に、まるで恋愛でもしてるみたいじゃない」

                       彼女はコナーに嘘をつくのは嫌だったが、本当のことを知ったら話は終わらないだろう。ルークはドイツから連絡が取れなかった理由のひとつでもあるのだ。コナーはアレックスが後ろに座って彼の反応が見れなくて良かったと思った。アレックスが認めようと認めまいと、何かが起こっていることははっきりした。

                       「友達以上でも僕に話してもいいんだぜーーママに言ったりしないから」とコナーは言った。すでに母親に知っていることを全部話したくてたまらなかった。

                       アレックスは笑い飛ばした。「ルークとの関係に予期せぬ進展があるとしたら一番に話すけど、今はそんなことありそうもないわ」彼女はきっぱりと言った。

                       「わかったよ。でももしお前の心を傷つけることがあったら、あいつを叩きのめしてやるからな」

                       アレックスは吹き出した。「じゃあ今度はあたしが気になってることね」と彼女は言い、自分がさらし者にされた感じがするのを紛らすために早々に話題を変えた。「ずっと聞きたかったことなんだけど、ブリーが好きなの?」

                       レスターが自動車だったら、コナーは急ブレーキをかけていただろう。代わりに突然手綱を掴んだのでレスターが声を上げた。アレックスは後ろからでもコナーの首や耳が真っ赤になっているのがわかった。

                       「ブリーが好きだって?」コナーは馬鹿げたことのように言った。「勘弁してくれよ。ちょっと恋愛話を聞いたからって、失礼な態度をとらなくてもいいんだぜ」

                       アレックスは都合の良い言い分に不平を言った。「失礼じゃないわ。ただ彼女が近くにいたり、名前が挙がったりすると真っ赤になるから聞きたかっただけよ。昨夜、ブリーと別れのハグをした時に、頭が爆発するんじゃないかと思ったわーー彼女もコナーが好きでも不思議じゃないけど」

                       彼は微笑みだすと、止まらなくなった。ブリーも彼が好きなのだろうか?今までそんな可能性は考えもしなかった。冒険がしたかっただけではなく、コナーと一緒にいたくてヨーロッパを旅したのだろうか?彼は自分を弁護している最中だと思い出すと、急いで微笑みを消した。

                       「ご安心を。ブリーのことは何とも思ってないよ」彼は言った。「正直言うと、ヨーロッパにいた頃からだんだんムカついてきたんだ。いつも僕を責めたりするとことか、どんな状況でも冷静なところとか、ニット帽の下の青とピンクに染めた髪とか、毎日新たに興味深いことで僕を驚かせてくれることは・・・本当にうっとうしいんだ」

                       アレックスはそれ以上訊く必要はなかったーーコナーがどう思っているかは明白だったからだ。そして眉を上げているのが彼には見えなくて幸いだった。「あ、そう。彼女のことはまったく考えてなかったみたいね」彼女は言った。「何もないなら良かったわ」

                       「なんでだよ?」今度は別の方向へとムキになった。「僕が誰かを好きになったり、誰かが僕を好きになるほど大人じゃないと思ってるのか?言っとくけど、僕だってイケてるーー」

                       「いいえ」アレックスが遮った。「あたし達がトロールベラを訪ねようとしているからよ。彼女の兵の協力を得られないと帰れないわーーたとえ彼女と結婚しないといけないとしても」

                       コナーは長いうめき声を小声であげた。彼に一目惚れした若きトロールの女王のことをほとんど忘れていたのだ。

                       「大変だ。この世界にも離婚があるといいけど」彼は言った。

                       双子はトロブリン自治区への残りの道中、これ以上自分のことを暴露するのを怖れて黙っていた。二人はお互いのことをよく知っていたので、なぜどちらか片方がからかおうとしなかったか不思議だった。


                      | hanno | 05:35 | comments(0) | - | - |

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